Q)どうやって痛みをとるの?
A)痛みのレベルに合わせ3段階に分けて薬を適切に使用します
基本となるのが、鎮痛薬や鎮痛補助薬を使った薬物療法です。国際標準のがん疼痛治療法は「世界保健機関(WHO)方式」として確立されています。
ポイントは次の五つです。
用量の調整が容易な、口から飲む薬を第1選択とします。
規則正しい時間の投与。薬は、薬の血中濃度があるレベルに達したときに効果を発揮するため、効果が続くように時間を決めます。
傷のレベルによって弱い薬から強い薬へと3段階に用います。この3段階の除痛法で、ほとんどの痛みから解放されます。
さらに、痛みに応じた適切な薬の量や種類の検討、副作用などへの細かい配慮が柱となっています。
また、放射線治療、神経ブロック、ラジオ波焼灼術、骨セメント充填などの治療を併用する場合もあります。「痛みの原因や症状は一人ひとり異なり、薬の種類や量が違ってきます。緩和ケアは『オーダーメードのがん治療』といえるでしょう 」
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