Q)家族はどう接したらいい?
A)これまでどおりに接し、「一緒に考えていこう」という気持ちを伝えて
がんになれば、人生が一変するようなショック受け、気持ちが不安定になるものです。そんなとき、近くにいて、いちばんの支えになってあげられるのが家族です。
心がけたいのは、できるだけいままでどおりに接することです。
「心配するがゆえに、はれ物に触るような接し方になってしまったり、逆に世話を焼きすぎてしまったりすることがあります。すると本人は、苦しみを打ち明けにくくなるため、周囲もうまく支えられなくなります。そうならないためには、夫婦、親子、きょうだいなど本来の家族としての役割を大切にして、普段どおりに接することが重要です」
一方で、患者の苦しみの受け皿になることも必要です。「一人で抱えられない不安があれば、いつでも話してね」「家族で支えるから一緒にやっていこう」という気持ちを伝えることが、患者には大きな安心となります。もし患者が弱音を吐いたら「とにかくがんばって」と励ましすぎたり、「こうしたら?」と焦って答えを出したりせず、「話してくれてありがとう」「一緒に考えていこうね」と、受け止めてください。
ただし、専門家による精神的ケアが必要になる場合もあります。夜眠れない、落ち込みが激しいなどの様子が長く続くようなら、家族から医師にそのことを伝えましょう。
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